校長の挨拶
本校は、昭和36年に女子教育の大切さを強く感じ取られた敬虔なクリスチャンである百瀬泰男先生により、創設されました。今年度2022年4月1日をもって創立62年目を迎え、創立以来の伝統と、建学の精神をとても大切にしております。
本校の建学の精神の基幹である「愛の教育」は、「徳育」という科目を通してキリスト教の精神、すなわち自分を愛し人を愛する愛の心を大切にし、人の心の痛みが分かる思いやりの精神を体得することを目指します。これは、宗教学や神学を学ぶことではありません。
また、本校の教育活動の特徴は、一人ひとりに目をかけ、手をかけ、心をかける教育であり、きめ細かな学習指導による基礎学力の向上です。今年度より1時間目は10時始まりとなり、9時始まりの0時間目を「学び直しの時間」としました。ここでは、義務教育の学びまで立ち返ります。そしてコース制を導入し保育コースを新設しましたので、隣接するフェリシア幼稚園での保育体験や、併設校のフェリシアこども短期大学の先取り授業などを充実させ、高校・短大の5年間計画で保育者の育成も目指します。
これからの長い人生を生きていく為の原動力・推進力となるものを体得させ、卒業させる教育方針をこれからも貫いて参ります。